文字列・数値の出力
echo()
ブラウザに1つ以上の文字列を出力
printf(), sprintf()
文字列をフォーマットに当てはめて出力する。
printf() は出力を行い、sprintf() は結果を文字列として返す。
文字列・数値の一致、検索・正規表現による置換・エスケープ
preg_match(), preg_match_all()
正規表現による一致・検索。
preg_match_all() はパターンにマッチしたすべての値を変数に格納する。
preg_replace()
正規表現による置換。パターンにマッチした文字列を指定した文字列に置換する。
preg_quote()
正規表現構文の特殊文字の前にバックスラッシュをつけてエスケープする。
正規表現(Regular Expression)の使い方
^ 行頭にマッチする \A
$ 行末にマッチする \z//
. 改行以外の任意の1文字にマッチする
[] 角括弧内の任意の1文字にマッチする
[A-Z] 英大文字A-Zの任意1文字にマッチする
[^] 角括弧内に含まれない1文字にマッチする
* 直前の表現を0回以上繰り返す
+ 直前の表現を1回以上繰り返す
? 直前の表現を0回または1回繰り返す
{n} 直前の表現をn回繰り返す。nは整数。
{n,m} 直前の表現をn回からm回まで繰り返す。n,mは整数。
a|b aまたはbにマッチする
[あ-ん] ひらがなの1文字にマッチする。
文字列の操作関連(置換・取り出し・小文字・大文字変換)
str_replace(), strtr()
文字列の置換。
strtr() は複数の文字列のペアを渡して同時に置換できる。
substr(), mb_substr()
文字列の何文字目から何文字取り出すかを指定して文字列の一部分を返す。
strtolower(), strtoupper()
strtolower() はすべてのアルファベットを小文字に変換し、
strtoupper() はすべてのアルファベットを大文字に変換する。
文字列の操作関連(バイト数・インデックス・文字コード変換・相互変換)
strlen(), mb_strlen()
strlen() は文字列のバイト数を返す。
mb_strlen はマルチバイト文字の文字数を返す。
strpos(), mb_strpos()
文字列の中から指定された文字列が何文字目に存在するかを返す。
大文字小文字を区別しない場合、stripos()、mb_stripos() が用意されている。
mb_convert_encoding()
文字列を指定された文字コードに変換して返す。
mb_convert_kana()
ひらがな・カタカナ、全角・半角を相互に変換する。
文字列・数値の操作関連(切り取り・ランダムに返す・型が(文字列・数値・浮動小数)かどうか・四捨五入・切り捨て・切り上げ
trim(), ltrim(), rtrim()
文字列の前後からスペースやタブなどの空白文字や指定された文字を取り除く。
trim() は前後から取り除き、ltrim() は左から、rtrim() は右からのみ取り除く。
mt_rand()
指定された範囲でランダムな数値を返す。(パスワード生成・トークン生成に使うのはNG。使うならrandom_bytes()。
is_string(), is_int(), is_float(),is_numeric()
与えられた値が文字列か、整数型か、float型(少数)、数値・文字列として扱えるか を返す。
round(), floor(), ceil()
round() は小数部分を四捨五入して返す。
floor() は小数点以下切り捨て、ceil() は小数点以下切り上げで丸める。
桁数を指定することで小数点以下何桁から丸めるかを変更できる。
配列関連(追加・結合・include?・配列かどうか?)
array_push()
配列に配列を追加する。
array_slice()
配列の何番目からいくつ取り出すかを指定して取得する。
array_merge(), array_merge_recursive()
配列同士を結合する。
array_merge_recursive() は再帰的に結合するため多次元配列でも使える。
in_array()
配列の中に指定された値が含まれているかを返す。
is_array()
渡された値が配列であるかを返す。
配列関連(特定カラムの配列作成・Keyと値の結合・マルチソート)
array_column()
多次元配列から特定カラムの配列をつくる。
array_combine()
2つの配列の一方をキー名、もう一方を値として、1つの配列に結合する関数です。
array_multisort()
複数の配列を他の配列の値をもとにソートする。
配列関連(重複削除・reverse・shift・pop)
array_unique()
配列から重複した値を削除して返す。
array_reverse()
配列の要素を逆順にして返す。
array_shift(), array_pop()
array_shift() は配列の先頭から要素を取り出し、
array_pop() は配列の末尾から要素を取り出す。
元の配列は取り出された分短くなる。
配列関連(関数を全要素に適用する・検索・concat・split)
array_walk(), array_walk_recursive()
ユーザー定義関数を配列中のすべての値に適用する。
arra_walk_recursive() は多次元配列に対して再帰的に処理する。
array_search()
配列の中から指定された値を持つ要素を検索し、見つかった場合そのキーを返す。
implode(), explode()
implode() は指定された区切り文字をもとに配列を文字列として結合し、
explode() は指定された区切り文字を元に文字列を配列に変換する。
配列関連(シャッフル・ソート(連想配列・キー・ユーザー定義関数含む)・range)
shuffle()
配列をランダムにシャッフルする。
sort(), rsort()
配列を昇順、降順でソート(並び替え)する。キーは新しく割り振られるため、もともとのキーは削除される。
asort(), arsort()
連想配列を昇順、降順でソート(並び替え)する。もともとのキーは保持される。
ksort(), krsort()
配列のキーをもとに昇順、降順でソートする。
usort(), uasort(), uksort()
ユーザーが定義した関数に基づいて配列をソートする。
range()
指定された範囲の整数・文字を持つ配列を作成する。
配列関連(リセット・配列のポインタを(すすめる・戻す・現在値を返す)・キー部分を変数名とする変数を作る。配列を引数として与えられた複数の変数に分けて代入する。)
reset(), end()
reset() は配列のポインタを先頭の要素のセットし、その値を返す。
reset() は配列のポインタを最後の要素のセットし、その値を返す。
実際には配列の最初や最後の要素を取得する目的で使うことが多い。
next(), prev()
next() は配列のポインタを進め、その値を返す。
prev() は配列のポインタを戻し、その値を返す。
current()
現在の配列のポインタが指す値を返す。
extract()
連想配列のキー部分を変数名とする変数を作る。
list()
配列を引数として与えられた複数の変数に分けて代入する。