インフラ設計における重要なポイント
可用性:サービスを継続的に利用できるか 稼働率、災害対策、目標復旧時間 性能・拡張性:性能が十分で、将来的に拡張しやすいか 性能目標、拡張性 運用・保守性:運用と保守がしやすいか 運用時間 バックアップ 運用監視、 メンテナンス セキュリティ:情報が安全に守られているか 資産の公開範囲、ガイドライン情報漏えい対策 移行性:現行システムを他のシステムに移行しやすくなってるか 移行方式の規定、設備・データ 移行スケジュール
0:S3とは?(S3の概要)
以下のようなメリットが有ります。
①Webサービスのストレージが画像でいっぱいになるのを防ぎます。
②HTMLへのアクセスと画像へのアクセスを分けることで負荷分散できます(サーバーの台数を増やしやすい)
③ウェブサーバー上に画像が保存されていると、ウェブサーバーの台数を増やしたときに、画像を同期する必要がありスケールアウトが難しい。
④画像の保存場所は分離されていた方がウェブサーバーの台数を簡単に増やすことができる。
⑤コンテンツ配信サービスから配信することで画像配信を高速化できる。
⑥安価で耐久性が高い1GB約3円/月 +容量無制限1ファイル5TBまで
⑦バケットやオブジェクトに対してアクセス制限を設定できる
バケット:オブジェクトの保存場所のこと名前はグローバルでユニークな必要がある。
オブジェクト:データ本体の事URLが付与される。
キー:オブジェクトの格納URLパス。
よくある利用シーン
静的コンテンツの配信:Image画像はS3から配信します。
ログなどの出力先:定期的にS3にログを送ります。
静的ウェブホスティング:静的なウェブサイト(ランディングページなど)をS3から公開します。
バッチ連携用のファイル置き場:S3にファイルをおいて、バッチでそのファイルを参照して処理を行います。
1:S3のバケット作成
S3で検索してS3をクリックします。
2:バケットを作成をクリックします。
3:名前を設定する(グローバルでユニークである必要があります)
4:画像を配信したいのでパブリックアクセスを全てブロックのチェックを外します。
5:現在の設定により、このバケットとバケット内のオブジェクトが公開される可能性があることを承認しますにチェックします。
6:画像のように設定してバケットの作成をクリックします。
オブジェクトが公開可能なことを確認します。
7:IAMを検索してIAMに行きます。
8:①ナビゲーションペインのユーザーを選択して②ユーザーを追加をクリックします。
9:①ユーザー名を記入②プログラムによるアクセスにチェック③アクセス権限をクリックします。
10:アクセス許可の設定をする
①既存のポリシーを直接アタッチ
②S3を入力
③S3FullAccessをチェック
④次のステップをクリックします。
11:確認をクリックします。
12:CSVをダウンロードして閉じます。
13:ユーザーが追加されたのを確認します。
14:作成されたIAMユーザーを追加をクリックしてAmazonS3FullAccessが作成されたのを確認します。
15:WordPressにログインして「プラグイン→新規追加」から「WP Offload media」で検索してインストールして有効化します。
その2に続きます。