AWS8.5(WORDPRESSの構築とプロトコル)

その8から続く

WORDPRESSを構築

構築イメージ

ターミナルからEC2インスタンスに接続します。

ssh -i ~/Desktop/my-portfolio-sshkey.pem ec2-user@IPアドレス
mysql -h my-portfolio-web.c*******.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com -u admin -p

my_portfolio_webというデータベースを生成し、デフォルトの文字コードをutf8にします。
(多言語を示すgeneralと大文字と小文字を区別しないciオプションも付けます)

CREATE DATABASE my_portfolio_web DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_general_ci;
show databases;

Databaseに追加されているのを確認します。

新しいユーザーを作成します。

CREATE USER '任意の名前'@'%' IDENTIFIED BY '任意のパスワード';

データ・ベースmy_portfolio_webの全ての権限を作成したユーザーに付与する
grant all on my_portfolio_web.* TO '任意の名前'@'%';

設定を反映させる
FLUSH PRIVILEGES;

確認するには
SELECT user , host FROM mysql.user;

MySQLとの接続を破棄
exit
mysql -h my-portfolio-web.c*******.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com -u 作成したユーザー名 -p

作成したユーザーでMySQLにログインできるようになっていればOKです。

MySQLとの接続を破棄
exit

WORDPRESSのインストールをする

EC2インスタンスに接続します。

ssh -i ~/Desktop/my-portfolio-sshkey.pem ec2-user@IPアドレス
php7.2をインストールyumではなくamazon-linux-extras
sudo amazon-linux-extras install -y php7.2

ライブラリをインストール

sudo yum install -y php php-mbstring

WordPressの最新版を手に入れて解答する

cd ~
wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
ls
tar xzvf latest-ja.tar.gz

cd wordpress

現在のディレクトリ配下すべてのファイルを /var/www/html/にコピーします
sudo cp -r * /var/www/html/

/var/www/html/配下のファイルの所有者と所有しているグループをapacheに変更します
sudo chown apache:apache /var/www/html/ -R

sudo systemctl status httpd.service

 

緑色のactive(Running)を確認します。

再起動して設定を反映します
sudo systemctl reatart httpd.service

WordPressを設定しよう

ブラウザでIPアドレスまたはドメイン名でアクセスして、「さあ始めましょう!」をクリックします。

データベース名:my_portfolio_web
ユーザー名:MySQLで設定したユーザー名
パスワード:MySQLで設定したパスワード
データベースのホスト名はエンドポイントを貼り付けます

RDSのダッシュボードでデータベースを選択→エンドポイントをコピーします。

my-portfolio-web.c******.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com
テーブル接頭辞:wp_ そのまま


上記の設定にして「送信」をクリックします。

インストール実行をクリックします。

サイトのタイトル:任意
ユーザー名:任意
パスワード:パスワード生成で最強のものを生成 メモは忘れないように!
メールアドレス:各自のメールアドレス
検索エンジンで表示:チェック(本番運用ならチェックを外します)

上記の設定にして「Wordpressインストール」をクリックします。

ダッシュボード画面に遷移したらOKです。

プロトコルについて

プロトコルはコンピュータ同士がネットワークを利用して通信するために決められた約束事のことです。

プロトコルの例:HTTP TCP UDP IP SMTP IPXなど

TCP/IPとは?

TCP/IPを中心として、インターネットを構築する上で必要なプロトコル群の総称のことです。

アプリケーションプロトコル:HTTP SMTP FTP
トランスポートプロトコル:TCP UDP
経路制御プロトコル:RIP OSPF BGP
インターネットプロトコル:IP ICMP ARP
     4階層                           役割                  プロトコル例
アプリケーション層            アプリケーション同士が会話する   HTTP DNS SSH SMTPなど
トランスポート層             データの転送制御する           UDP TCPなど
ネットワーク層               IPアドレスを管理し経路選択する   IP ICMP ARP
ネットワークインターフェイス層  直接接続された機器同士で通信する Ethernet PPP

TCP/IPの階層モデルは4階層で表現できて、通信に必要な機能全体を整理しています。

HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)とは?

インターネットでHTMLなどのコンテンツの送受信に用いられる通信の約束ごとです。
クライアントがHTTPリクエストを送って、それに対してサーバーがHTTPレスポンスを返します。そのリクエスト/レスポンスの書き方がHTTPの正体です。

HTTPリクエストの中身

リクエストライン、ヘッダー、ボディから構成されます。

リクエストライン: GET/HTTP/1.1

ヘッダー: Host:example.com User-Agent:Mozilla/5.0
Accept-Encoding:gzip, deflate Connection: keep-alive

ボディ: 特になし(option)

HTTPレスポンスの中身

スタータスライン、ヘッダー、ボディから構成されます。

ステータスライン: HTTP/1.1 200 OK

ヘッダー: Date: Fri,28 Jun 2020 03:04:13 GMT Content-Type :text/html: charset=UTF-8
Cache-Control:max-age=604800 Last-Modified: fri, 09 Aug 2013 23:54:35 GMT
追加情報を返す

ボディ: <!doctype html>
<html>
…
</html>

トランスポート層は
アプリケーション間のコネクションの確立・切断をしています。
どのアプリケーションかを指定するのがポート番号です。

TCPとUDP

TCP:信頼性のある通信を提供していて、信頼性を保つために送信するパケットの順序制御や再送制御を行います。

送信したdataが届いたかを確認します。届いていなければ再送
確認応答とシーケンス番号を使用することで再送制御しています。

コネクション管理 通信相手との間で通信を始める準備をしてから通信を行います。コネクション指向の通信を提供します。

UDP:信頼性のない通信 高速性やリアルタイム性を重視する通信で使用します。例えば電話や動画やDNSなど

ネットワーク層について

ネットワーク層の役割は、最終的な宛先のコンピューターにパケットを届けることです。

IPの役割

IPアドレス:インタネット上にある機器の住所
終点コンピューターまでのパケット配送(ルーティング)、
パケットの分割・再構築処理の3つ

ルーティング:宛先のIPアドレスのコンピューターまでパケットを届けます。

パケットの分割・再構築処理:各ネットワークインターフェイスの最大転送単位より小さくなるようにパケットを分割して送信し、終点コンピュータで再構築します。

IPヘッダーに、送信元IPアドレスと宛先のIPアドレスが含まれています。

その9に続く

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