第5章レイアウトを作成する
5.1.1 ナビゲーション
RailsはデフォルトでHTML5を使います (<!DOCTYPE html>
と書いてHTML5であることを宣言します)。ただHTML5は比較的新しく、一部のブラウザ (特に旧式のInternet Explorer) ではHTML5のサポートが不完全である場合があります。そのため、次のようなJavaScriptのコード (通称: HTML5 shim (or shiv))を使ってこの問題を回避します。
<!--[if lt IE 9]>
<script src="//cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/html5shiv/r29/html5.min.js">
</script>
<![endif]-->
[if lt IE 9]
は、Railsの一部ではありません。これは実は、条件付きコメントと呼ばれるもので、今回のような状況のためにInternet Explorerで特別にサポートされています。リンクを生成するために、Railsヘルパーの
link_to
を使います (アンカータグa
が最終的に生成されます)。yield
メソッドはWebサイトのレイアウトにページごとの内容を挿入します。Railsのロゴ画像をダウンロードする
curl -o app/assets/images/rails.png -OL railstutorial.jp/rails.png
演習
1:Webページと言ったらネコ画像、というぐらいにはWebにはネコ画像が溢れていますよね。コマンドを使って、ネコ画像をダウンロードしてきましょう
curl -OL cdn.learnenough.com/kitten.jpg
2:mvコマンドを使って、ダウンロードしたkitten.jpgファイルを適切なアセットディレクトリに移動してください
mv kitten.jpg ~/environment/sample_app/app/assets/images/
3:image_tagを使って、kitten.jpg画像を表示してみてください
<%= image_tag("kitten.jpg")%>