日別アーカイブ: 2021年11月17日

Rails-tutorial自分用まとめ(4.5 Rubyについて)

その4から続きます

4.3.1 配列と範囲演算子

配列を理解することは、ハッシュやRailsのデータモデルを理解するための重要な基盤
splitメソッドを使うと、文字列を自然に変換した配列を得ることができます。

>> "foo bar baz".split
=> ["foo", "bar", "baz"]
>> "fooxbarxbaz".split('x')
=> ["foo", "bar", "baz"]

多くのコンピュータ言語の慣習と同様、Rubyの配列でもゼロオリジンを
採用しています。これは、配列の最初の要素のインデックスが0から始まり、
2番目は1…と続くことを意味します。添字のこと

a = [42, 8, 17]
>> a[-1] => 17 # 配列の添字はマイナスにもなれる!
>> a.last === a[-1]
=> true

配列の要素にアクセスするには角カッコ[]!
配列の内容を変更したい場合は、
そのメソッドに対応する「破壊的」メソッドを使います。

>> a
=> [42, 8, 17]
>> a.sort!
=> [8, 17, 42]
>> a
=> [8, 17, 42]

pushメソッド (または同等の<<演算子) を使って配列に要素を追加することもできます。

a.push(6)=>[42, 8, 17, 6]
>> a << "foo" << "bar" # 配列に連続して追加する
=> [42, 8, 17, 6, 7, "foo", "bar"]

Rubyでは異なる型が配列の中で共存できる(上の場合は整数と文字列)。
文字列を配列に変換するのにsplitを使いました。
joinメソッドはこれと逆の動作で文字を連結できます。

>> a
=> [8, 17, 42, 6, 7, "foo", "var"]
>> a.join
=> "8174267foovar"
>> a.join(',')
=> "8,17,42,6,7,foo,var"

範囲 (range) は、配列と密接に関係しています。to_aメソッドを使って
配列に変換すると理解しやすいです。

>> 0..9
=> 0..9
>> (0..9).to_a
=> [0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
>> a = %w[foo bar baz quux] # %wを使って文字列の配列に変換
=> ["foo", "bar", "baz", "quux"]
>> a[0..2]
=> ["foo", "bar", "baz"]

インデックスに-1という値を指定できるのは極めて便利。-1を使うと、
配列の長さを知らなくても配列の最後の要素を指定することができ、
これにより配列を特定の開始位置の要素から最後の要素までを一度に
選択することができる。

>> a = (0..9).to_a
=> [0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
>> a[2..(a.length-1)] # 明示的に配列の長さを使って選択
=> [2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
>> a[2..-1] # 添字に-1を使って選択
=> [2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]

字列に対しても範囲オブジェクトが使える。

>> ('a'..'e').to_a
=> ["a", "b", "c", "d", "e"]

演習

1:文字列「A man, a plan, a canal, Panama」を “, ” で分割して
配列にし、変数aに代入してみて。

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