※ご注意!情報が古くなっており(PHPバージョンなど)、うまく動作しない場合があります(追記)
1:さくらのVPSを使ったサーバーの保守運用
サーバーを保守・運用していくには、セキュリティ情報を収集して、迅速に対応することが重要。
セキュリティー対策を怠ると、情報漏えいにつながったり、犯罪の踏み台として使われる恐れがある。
日本語でセキュリティ情報を入手する
信頼性が高い主な情報源
- JPCERT コーディネーションセンター
情報セキュリティ対策活動を実施
公式サイトhttps://www.jpcert.or.jp/ - Japan Vulnerability Notes
脆弱性対策情報ポータルサイト
公式サイトhttp://jvn.jp/ - 「IPA 独立行政法人情報処理推進機構」
日本におけるIT国家戦略を技術面、人材面から支えるために設立。
公式サイト https://www.ipa.go.jp/security/index.html
2:アプリケーションをアップデートする
アップデートできるパッケージがあるか確認
yum check-update
wgetをアップデートしたい場合
sudo yum update wget
一括してアップデートする場合
sudo yum update
※注意!個人の学習用なら一括してアップデートしてもいいですが、
商用サービスで使うサーバーを運営する時は、本番環境と同等のサーバ環境 (ステージング環境)を用意して、アップデートをかけても不具合が出ないか確認した上で、 本番環境でアップデートをしましょう。
商用サービスで使うサーバーを運営する時は、本番環境と同等のサーバ環境 (ステージング環境)を用意して、アップデートをかけても不具合が出ないか確認した上で、 本番環境でアップデートをしましょう。
3:システムの連続稼働時間の確認(uptimeコマンド)
システムの稼働時間と接続しているユーザーの数がわかる
uptime
16:23:28 up 3 days, 23:18, 2 users, load average: 0.00, 0.01, 0.05
左から現在時刻,稼働時間,サーバーに接続しているユーザーの数
load average: 左から直近1分以内の負荷,直近5分,直近15分以内の平均負荷
4:使用量の確認などのコマンド
ディスクの使用量がわかる
df
SI単位で表示
df -h
#ディレクトリやファイルのディスク使用量がわかる
du
wordpressの総使用量がSI単位でわかる
du -sh /var/www/wordpress/
メモリの使用状況の確認
free
メガバイト表示でメモリの使用状況の確認
free -m
#CPUやメモリの使用状況の確認
top
Windowsのタスクマネージャーのようなもの
応用 #PID1124のみ監視できる -pオプション 任意のID
top -p 1124
システムの負荷状況を確認できる
vmstat
応用 1秒毎に負荷状況を確認できる
vmstat 1
メガバイト表示で負荷状況を確認できる
vmstat -SM
#実行中のプロセスの確認
ps
#システム全体の状態を見ることができ他のユーザのものも見ることができる
ps aux