GitHub6(GitHub Flowの導入部)

その5から続きます。

ワークフローの例

・Git Flow Gitを最大限に活用できるが複雑
・GitHub Flow シンプル。1日に何度もデプロイするチームで使いやすい

GitHub Flowが行っているGitHubFlowのルール(要約)

1.マスターブランチは即座にデプロイ可能な状態を保つ

2.ブランチ上で必ず作業し、その生存期間をできるだけ短かくすること

3.(変更したら、)すぐにPull Requestを作り、フィードバックやサインオフを求める

4.マージしたらすぐにデプロイをすること

ワークフロー

  1. なにをすべきかを決める。
  2. masterブランチから説明的な名前のブランチを作成する
  3. ブランチをgit pushして、コードをチームメンバーにシェア
  4. Pull Request作成
  5. コードを書く&コードの修正(議論しながら)
  6. テスト
  7. マスターブランチを、デプロイするPull Requestブランチにマージ
  8. テスト環境にデプロイ
  9. テスト
  10. 本番環境にデプロイ
  11. 様子を見る(監視ツールで確認)
  12. Pull Requestブランチを、マスターブランチにマージ

補足

(日本の開発現場の場合)Pull Requestブランチをマスターブランチにマージしてから、マスターブランチをデプロイするという事が多い。

github社が行っているワークフローとは違うということに注意

GitHub Flowの模擬体験

1アカウントで操作するため、実際のワークフローとは少し違うが、重要な流れの部分は体験できる内容(デプロイの作業、テストはなし)

GitHubのトップページで緑の「New」を選択

リポジトリの名前をgithubflowに設定

Privateに設定

Initialize this repository with a READMEにチェック
GitHubのリポジトリとReadMeファイルの設置を自動的にしてくれて
作成した直後からこのリポジトリのクローンを作ることができる

Add.gitignore: Rubyにする

.gitignoreファイルを初期化時に作成してくれる。

gitignoreファイルはGitリポジトリで管理対象外のファイル、ディレクトリを設定する。ファイル対象外にしたいファイルとは
キャッシュファイル(OSが勝手に作成している隠しファイルなど)など

「Create repository」をクリック

.gitignoreファイルとREADME.mdがあることを確認。
このリモートリポジトリをCloud9の環境にクローンすることで開発を進めていく

その7に続きます。

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